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ーーマイライフ手帳@ニュース(http://www.mylifenote.net/013/110712_10.html)から引用ーー

2011年07月12日

トランジションズ、子どもとその保護者を対象としたセミナー「夏休みにこそ気を付けたい子どもの眼の健康」を開催

 トランジションズ オプティカル ジャパンは7月10日、子どものめがね専門店「パレット」(運営:ジャパンオプティカル)の協力のもと、同店のある東武百貨店船橋店6Fイベントプラザで、幼稚園児や小学生およびその保護者を対象としたセミナー「夏休みにこそ気を付けたい子どもの眼の健康」を開催した。セミナーでは、ヘルシーサイトコンソーシアムメンバーでかわばた眼科 院長の川端秀仁先生が、夏の紫外線から眼を守ることの重要性やその方法などを解説した。

 眼科医の研究によると、紫外線やまぶしさ(可視光線)は、目にダメージを与え、将来、皮質白内障や翼状片、加齢黄斑変性など眼病の一因になるといわれている。しかしながら日本では紫外線から“肌を守る”という意識は高いものの、“眼を守る”という意識はそれに比べてはるかに低いというのが現状だ。そこで同社では、眼を守ることの重要性を積極的に啓蒙。今回その一環として、紫外線が眼にあたるとどうなってしまうのか。さらに自分に合ったメガネをどのようにして選べばよいのか、について親子セミナーを開催した。

 まず、かわばた眼科 院長の川端秀仁先生が紫外線や可視光線によって年々蓄積されてしまうダメージや、子どもの頃から眼を守ることの重要性について講演を行った。「可視光線は太陽から届く放射線のうち、波長が400mmから770mmの光。波長の短いものから紫、藍、青、緑、黄、橙、赤となっており、紫より短波長の光が紫外線、赤より長波長の光が赤外線となる」と、子どもたちにも理解してもらえるように、絵などを使いながら説明。「紫外線は波長によって、A、B、Cの3つに分けられる。UV-Cは空気中の酸素分子とオゾン層で完全に遮られて地表に届かない。また、UV-Bもオゾン層の変化に影響されることから、現在その増加が懸念されている」と、紫外線とはどういうものかを紹介してくれた。

 「紫外線が増加すると、人に様々な悪影響を与えてしまう。これまでの研究から、紫外線を浴びすぎると人の健康に影響をおよぼすことがわかってきた」と、紫外線は私たちの健康を害する要因の一つであると警鐘を鳴らす。「紫外線を浴び続けることによって、角結膜炎や翼状片、白内障などを引き起こす可能性が高まる」と、失明の危険をともなう病気になってしまうこともあるという。「紫外線から皮膚、眼を守ることはアンチエイジングの基本となる。紫外線の強い時間帯の外出は避け、日陰を利用したり、日傘を使ったり、帽子を被ったり、衣服で覆うことが重要。さらにサングラスをかける、日焼け止めを使って予防することも大切だ」と、予防策をいくつか紹介。「紫外線は帽子で20%減少する。さらにUVカット機能をもつメガネやサングラスで90%減少する」と、サングラスによる予防が効果的と話していた。

 「さて、子どもの視力はどのように発達していくのかを解説すると、年を重ねるごとに視力が上がっていく。そして、3歳の67%が1.0の視力をもち、6歳で100%の子どもが1.0の視力を有するようになる。仮に視力が1.0以下であった場合は、眼に何らかの問題を抱えていることになる」と、子どもの視力が低下したかどうかの判断になる目安を川端先生がわかりやすく説明。「眼に何らかの問題がある状態とは、近視と遠視、乱視の3つのどれかの状態にあてはまること。遠視は、幼児期に見逃されると弱視になる可能性があるので注意が必要だ。また、遠視は疲れやすく根気が続かないため、勉強が振るわない原因になることもある。乱視の見え方は人によって異なるが、視力は良いのに乱視ということもあるので、どのように見えるかを聞いたりすることも大切。近視は遠くがよく見えないため、メガネを用いて矯正することが必要になる」と、それぞれの見え方について解説してくれた。

 最後に川端先生は、「ものをきちんと見るには、たくさんの機能が関係している。視力が育つには正しい像が必要だ。そして、近視の進行を防ぐには、ものを見る距離を遠くに保つことが大切になる。このことを頭の中に入れて、子どもの眼を守ってほしい」と、眼を守ることの重要性を訴えていた。

 続いて、クリエイティブアートディレクターの下重惠子氏が「ファッションとして楽しむ快適でおしゃれなキッズ向けメガネの選び方」と題して講演を行った。「やりたいことを実現するには眼を健康に保たなければならない」と、視力があるのとないのとでは人生が大きく異なってくるとのこと。「仏国では、子どもの眼を紫外線から守ることを目的に6歳からサングラスをかけることを推奨している」と、諸外国の眼を守る取り組みについて紹介。「外出する際には、10cm以上のツバのついた帽子とサングラスで眼を守ってほしい」と、子どもたちに呼びかけていた。

 「しかし、サングラスやメガネをかければ紫外線から眼をしっかり守ることができるという訳ではない。レンズのまん中に眼が入るようにかけなければ、紫外線を防ぐことはできない」と、自分に合ったメガネでなければ効果も半減すると説く。「メガネはジャストサイズがポイントで、隙間が少なく顔にフィットするものを選ぶようにしてほしい」と、顔に馴染むメガネが最適なのだとか。「その際、鼻の部分と耳が一直線でしっかりつながるメガネを選ぶようにしてほしい。こうしたメガネを選ぶことによって眼を健康に保つことができるようになる」と、下重氏は自分に適したメガネを選ぶことの重要性を訴えていた。

 

 この後、川端先生と下重氏に直接、眼の健康のことやメガネ選びについて質問できる時間を設け、参加者の疑問に個別対応していた。また、トランジションズ オプティカル ジャパンでは、太陽の光の強さに合わせてレンズの濃度が自動的に変わるメガネレンズを紹介するコーナーを設置し、そのメカニズムや色の付いたレンズがなぜ必要なのかについて、子どもたちの質問に答えながら解説していた。

トランジションズ オプティカル ジャパン=http://www.transitions.co.jp/



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